
ゴーストの饗宴、参加資格はゴーストであること。生前の話はしても良いことになっているようです。メロメロという真紅の液体が美味でした。可愛らしいゴーストさんから「どこに住んでいるのですか?」と聞かれたので「地下世界」と答えました。寒くないかと気遣ってくれましたので、「ひんやりとしてジメジメして暗くてとても居心地が良い」と答えると、「それは良かった」と言ってくれました。祭壇には韓国のシャーマンが作ったというお菓子や、死者のための食物が供えられており、集ったゴーストたちは慎ましやかにらそれらをいただきました。とても居心地が良く帰りたくなかったのですが、3度の鐘の音が帰りの合図であったため、後ろ髪を引かれつつ帰路につきました。ゴーストとして世界を眺めるということは、現実社会に同一化している自分から脱する試み。本来のわたしに気付くことでもありました。肉体もいわば衣服のようなものであり、それに付随する社会的な在り方もひとつの役割に過ぎないことをあらためて想起させられる非常に面白いパーティでした。
– Y.C.,《百鬼夜行》18時参加




