ゴースト24(ゴーストにまつわる覚書き)

報告者:Y.J.

1.光学機器を通して観察するときに見える、反射によるかすかな二次像のこと。
2.分光法では、回折格子の罫書きの乱れによって形成されるスペクトル線の虚像を指す。ローランドゴーストは、真のスペクトル線の両側に対称的に現れ、ライマンゴーストは、整数でない次数を持つスペクトルの偽次数である。

フォトニクス辞典より引用(2004年のある日、wwwにて発見)。

ある日の妖怪研究クラブの会合。この出来事は、3人のメンバーが偶然集まったともいうべきものだった。「摩擦やエラー、そして物質と非物質、その間の狭間が大事なんだよね?」とWがつぶやいた。「技術的な問題さ」。Hは微笑んで「私はゴーストが好きなんだ。ゴーストにまつわる話を聞くと、なんだか人間としての孤独が薄れる気がする。」と続けた。人間か、それとも非人間か。永遠に向かって伸びる感情。別の次元からの行為者。Yはうなずいた。この考えには、なにか覚えのある感覚がしたからだ。
Yは、ワールド・ワイド・ウェブの探索から戻ったばかりだった。インターネットの中で自分の居場所を探していたのだ。それはごく当たり前の行為。数十年前に起きた行為だ。だが、残念なことに、彼らは時間を隔てつつも、同じインターネットのページで、同じ定義、同じ結論にたどり着いてしまった。
インターネットは憑依されうるのだろうか?
偶然にも、あなたは機械の中にゴーストを見つける。原子の画像に映り込んだゴースト。呼吸を可能にするグリッチ、誤謬、不完全さの中に潜むもの。ドイツ語では、精神とゴーストは同じ単語だ。Geist。英語でも同じように。Geist。Spirit。Der heilige Geist(聖霊)。Holundergeist(ニワトコのゴースト)。多くの未決問題と解釈の余地が残されている。

2024年9月9日スクリーンショット

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